キャラ対策の効率化
キャラ対策、とても時間がかかるものである。
多くのキャラが居るこのゲーム、 そして今作のシステム上1キャラクターと連戦する機会はあまり無い。
辛い事にオフライン対戦、もしくはオンラインの専用部屋で同じ人と連戦し続ける事でしか経験を積む事が難しいのである。
それにもかかわらずこのゲームにおけるキャラクター対策の重要度はかなり高い物になる。
事実、ウメブラJMではキャラクター使用率が少ないであろうキャラの全1クラスの猛者がトーナメントを激しく掻き乱していったのである。
今回は少ない対戦で多くの学びを得る為に、キャラクター対策における自分の考える特に重要要素を纏めて行こうと思う。
1.主要技把握
2.最善ベクトル変更
3.復帰阻止方法研究
4.間合い感覚
5.ガード時の択の整理
6.展開把握
1.主要技把握
主要技とは、そのキャラクターの主な牽制、コンボ始動、バーストなど、1試合における特に使用率が高い技を指す。
シンプルに言えば強い技。
コンボ始動技によりどれくらいの火力を出してくるのかも把握しなければいけない。
ウルフを例に出すと 牽制技はブラスター、空NA
コンボ始動技は空NA、空前、掴み
バースト技は空後、下スマッシュ、上強、後ろ投げ
単純に、主要技さえ当たらなければ相手キャラクターは本来の強さを発揮出来なくなり、工夫を凝らし当てさせることを強要できる。
主要技を把握し、それらを受け流し反撃する事を考えるのがキャラ対策の大きな第一歩になるのだと思う。
特に、これらの技をガードした際に反確があればそれを知るだけで楽になるだろう。
2.最善ベクトル変更
バースト技、コンボ始動技などを当たった時、ベクトル別にどんな展開が生まれるかを把握し、技事に最善ベクトル変更をする事で相手にとって都合の良い展開を阻止することが出来る。
例えば、クロムの下投げは内側にベクトル変更する事で空上が確定してしまう。
だが外側にクロムから遠ざかる形で変更する事で技の確定を阻止することが出来る。
ワリオの空Nを外側に変更することやピチューの上投げをベクトル変更する事でコンボ難易度を著しく高くすることが出来る。
そしてバースト技のベクトルを把握し、最善にベクトル変更する事で自キャラクターの生存率を大きく変えることになるだろう。
このように確定してしまうコンボや良展開になってしまう技などに相手にとって都合の悪いベクトル変更を把握することでそのキャラの火力を大きく下げることが出来る。
そして逆に知らなければ本来当たらなくていい確定技などに何度も当たってしまうことであろう。 とても重要な要素である。
3.復帰阻止方法研究
このゲームにおける復帰阻止展開はその試合中における大きなチャンスである。
復帰阻止が上手く決まれば1ストックを落とす事が出来、大きく試合を左右する事になるだろう。
そのキャラクターの復帰技の性質を把握し、適切な復帰阻止を研究し、技術を身に付けるのが重要である。
4.間合い感覚
相手キャラクターのステップ距離、空中軌道、牽制技、コンボ始動技など
あらゆる要素を考慮した上での間合いを感覚で身に付ける事である。
特に、あまり対戦した事が無いキャラクターが相手だと当たると思った技が透かされそのまま反撃を喰らってしまったり 自分の行動が通らずに判定で潰されてしまったりと 兎に角自分の技が通らない状況に陥る。
相手が得意な間合いや自分が反撃出来る位置取りなどを把握していなければならない。
例えばワリオで対スネークにおける間合いは スネークの横強が当たらない距離に一定のタイミングで居るとスネークにとって気まずい間合いになってしまうのである。
手榴弾生成時には空前で嫌がらせができ、ガードや回避行動、DAを誘発しやすくなる。
こうした、相手キャラにとって絶妙な間合いを把握する事で有利な展開を維持し続けたり、相手のやりたい行動を抑制する事が出来る。
5.ガード時の択の整理
キャラクター事にガードからどんな技を出せるかを整理し、それに対応する択を考えることである。
ガードは試合中に何度も発生し、故に大切である。
例えばウルフなら掴み、回避行動、上スマッシュなどがある。
一番注目すべきは唯一カウンターを入れることが出来る上スマッシュで、 この技の性質を把握しておかなければ手痛い反撃を受けることになる。
ウルフの上スマッシュは発生には優れていないがリーチ、火力、優れた体勢を持ち合わせて居てかなり厄介である。
ガードに対して甘い様子見でジャンプをしたりしてると痛い反撃を喰らうことになる。
その他にもワリオの空NA、その場回避下Bやクロムの上B、空上、クッパの上B、ルキナの上B、空前など
有利状況を覆す手痛い反撃技を持ってるか、そしてその技に対する対応択を整理しておくのが重要である。
6.展開把握
技を当てられた際、どのような展開になるかを知る事である。
例えばワリオの下投げ時、ベクトル変更がされてないと ジャンプをすれば空後を当てられ、何もしなければ気まずい間合いに持ち込まれる。
他には、ワリオの空前時、ダウンをすればDAなどが確定し、受け身に成功すれば読み合いに持ち込むことが出来る。
ルキナの空Nがヒット後、ジャンプすれば空前が刺さり、そのままだと反転横強が当たってしまったり
どの択を選択すれば何が当たるかを把握する事が%や不利展開を切り返すことに繋がる。